キャッシュレス時代と金銭感覚
ヒトにもよるでしょうが,お金(金額)は身近な数の代表かも知れません.
さて,その金額ですが,どれくらいの額ならば「認識」できるでしょうか?
・ 首都圏マンションは億ションがザラ
・ 某大手企業CEOの年収は10億円とか
・ 国家予算がついに122兆円を超えた
これらの数(金額)がピンときますか?

私見です.一般の大人の金額イメージは次のような感じではないでしょうか?
100万円・・・・中古車(軽?)の値段や給料の□月分ということからイメージ可
1000万円・・・・年収金額を基にイメージは可
1億円・・・・家・マンション購入額,生涯賃金などを基に何とかイメージ可
1兆円・・・・耳にはするが感覚としてはムリ.単位としての知識はある.
ところで,億と兆の差はどのくらいだと思いますか? エッ? 縁がないから考えたこともないですか.同感ですね.
次の例から億と兆の差を体感してみましょう.
- うれしいことに,あなたはナント1日ごと100万円遣えるとします.1億円遣いきるまで何日かかりますか?
1億÷100万=100日,つまり,3ヶ月と10日か.宝石とか車を買ったりして.でも毎日だと大変かも.駐車場もないぞ.
贅沢な悩みですね.では,1兆円では何日かかりますか.時をさかのぼっていつから買い物を始めたのかとしましょう.おおよそでよいですよ.
・・・・・・・・・
1兆円は,1億円の1万倍です.ですから月単位ではなく年単位でしょう.それもかなり大きくなりそうですね.
元号単位でいきますか.いつの時代でしょう?昭和ですか?いやいや.明治?まだまだです.
実は,紀元前700年ころ(ナント縄文末期)からスタートして現在まで,毎日毎日ひたすら100万円を遣って合計額がようやく1兆円になるということです.
参考:算数教科書解説(啓林館)
エッ!国の借金が1300兆円超えですって?!どうしましょう!


<補足>
■ 今やキャッシュレス時代の到来ですね.自身,コインや札には触れたくない思いもあります.しかし,その一方で,子どもたちの金銭感覚,ひいては量感感覚の脆弱さに直結するのではないかと懸念しております.
■ 次回テーマは「『平均の速さ』の先」(予定)です.
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