かつ(and)のデビュー

097_2020.21教材観改Homeでもふれた内容の再掲ですが,指導者にとって示唆に富んだ解説だと思います.

論理用語(かつ,または等)の発端・・・教科書デビュー

「かつ(and)」を例に挙げます.教科書では,高校数学Ⅰの「集合と命題」で取り上げられます.つまり,「かつ」は高校で習うわけです.しかし,その教科書上の出発点・源流は,意外や意外,かなり早い段階なのです.何と小学2年です.


いうまでもなく,上記「・・・直角で,」の「,」が,実は「かつ」を意味しています.大切なことは,指導者である先生がその認識を持つということです.もちろん小学生にダイレクトに伝えることではありません(それはムリ).
【日常用語としても次第に理解が進む論理の発端(教科書デビュー)であり,高校になれば単元としても正式に習う】という見通しの中で「今」の指導に対応しましょう.
たとえば,ふだん何気なく使用している「2直線mとnの交点P」とは,「点Pは,直線m上にあり,かつ,直線n上にある点」という意味を表しています.中学校・高校の指導者は,つねに,源流・原点に関心を持ちたいもの.それでもって解説や展開の仕方もより工夫されていくに違いありません.
なお,上記文中の「,」ですが,下のように拡大してみますと,確かにカンマの中に「かつ」と書かれているのを発見!

097_小2
(補足)このカンマの細工に悪戦苦闘しました.

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