教職 ≓ ブラック」という等式がすっかり世間に定着してしまった感ある中、保護者との距離がもっとも近い小学校教員を選択し、教採(教員採用試験)という第一ハードルを飛び越えた皆さんに敬意とエールを送ります。

今日,再生可能エネルギーと言えば,太陽光発電と風力発電がその代表ですね.地方に行くと巨大な風車が次々と設置され,気忙しい世にあって風のおもむくままマイペースで回転しているように見えますが・・・

今年になってからでも能登半島地震に見舞われ,わが国は地震大国であることを否が応でもナットクさせられる昨今です.ところで,地震の大きさを示すマグニチュードですが,生活に関する数値の中でもそのわかりにくさは横綱クラスではありませんか.

’22全国学テ「濃度正答率21.6%」はかなりショッキングな結果で,本blog(‘23.10)でも話題にしました.その後再考を重ねましたが,逆に深い疑問が残りました.

昨今,日常からアナログ時計がジワジワと姿を消しつつあることに強い”警戒心・危機感”を持ちます.

低すぎる濃度正答率21.6%(全国学テ)

大学共通テストと同様,全国学テ出題形式の潮流が”長文&大河ドラマ”的となりました.その是非は別として,算数で個別にみると 濃度 が深刻です.

残念な”即,計算”

「算数・数学 ≓ 計算 」①と理解しているヒトはかなりおります.もちろん①を全否定はしませんが,即,計算に走る姿には大いなる疑問を感じます. ⇒ 一つのカイゼン策が「計算前の見当付け」です.

分数÷分数 の計算ですがナットク感はどう?

2分数の割算は「計算はできるにしてもワケはわからない」典型例かも知れませんね.

30°C+50°C=80°C とならないワケ

30g+50g=80g, 30cm+50cm=80cm はよしとして,30°Cの水+50°Cの水=80°Cの水 は成り立ちません.その「ワケ」理解はいかがでしょうか.学生も含めてかなり怪しい状況です.

紙面1万文字から1文字を当てる

新聞紙も教材になるのですが,昨今,新聞の存在感が薄くなりましたね….まだまだ頑張ってもらいましょう.二分法に焦点を合わせました.

1当たりの大きさ…1って何?

「算数つまずき」の一つ.まず1(単位量)がわかりにくい.自然数の出だしの数なのですが,扱いには苦労します.

キャッシュレス化と算数

ケータイの普及は電話番号暗記を無意味にし,カーナビの浸透は方向感覚を弱体化させました.さて,キャッシュレス化の流れはどんな影響を与えるでしょうか.特に,算数関係者が留意すべきことを話題に挙げます.

θ と sinθの大小(つづき)

前回に引き続き θとsinθ の大小を見極めて,三角関数の微分に関する「あの」重要定理(以下,超定理 ※1)の証明に進みます.

θ と sinθ の大小

唐突な問いかけで「?」かも知れませんが,ある超重要定理ナットクへの”0.1歩”として話題にします.

近似値は”脇役”か?

日常生活で距離や面積,重さなどを扱う際は,数値は近似値で処理します(正確には,連続量の場合).しかし,授業・テストとなるとどうでしょう.近似値は冷遇されていませんか?

円周率≓3 へのバッシング

円周率π≓3.141592653589793(小数点以下15桁) を用いたのは,7年に及ぶ飛行を終え,奇跡の生還(‘10.6)として歴史に名を残した惑星探査機初代「はやぶさ」の制御に関わってのことでした.すると,π≓3 はあまりにも粗いですね・・・.

数の大元:”大小判断”

数の感じ数えることと混同してはなりません.音の発声が直ちに会話にはならないと同様,数の感じから数える(数の誕生)までは,気の遠くなるような時間がかかりました.

共通テスト 数ⅠA「山の仰角」⇒ 生活数理!

過日終了した’04大学入学共通テストの数ⅠA「山の仰角」問題がチョット有名になりました.①日常生活数理問題であること,②地上配備迎撃システム「イージス・アショア」の新聞記事との関わり の2点です.

「7²+7²=49」の活用

ごくありふれた三平方の等式:7²+7²=98 が,意外にも高校生や学生の弱点をケッコウ突きます.

面積を測る:タイヘン!

の中で,距離,重さ,温度,角度などは,それぞれモノサシ,秤,温度計,分度器という身近に見られる道具で計量することができます.しかし,面積については,どうでしょう.

宇宙人と会える?

確認飛行物体(UFO)ついては昔からいろいろと「語られて」きました.つい最近(‘21.5),米国防総省の元担当者の発言があり,また,近々同省から報告があるということで,注目が集まっています.

坂のθ(角)を測るヒトはまず「いません」

■ 量の中でその「量感」が比較的安定しているのは,長さ(1cm,1mなど)くらいでしょうか.重さや広さ,速さなどになると”迷う”ヒトが多くなりますね.

■ 中でも(度)は,身近で扱う機会もほとんどなく,量感を持つのは大変です.

■ では,坂の勾配(傾き)についての量感をチェックしてみましょう.

台風を斜め横から見ると・・・

台風シーズン到来です.気象衛星ひまわり画像を見る限り,台風は渦を巻く”モクモク”の雲・・・身近な例で言えば,巨大なフワフワパンケーキ,あるいは,円形クッションのようなイメージでしょうか.実は・・・

コピー「1万円借りて利息10円/日」に釣られる

お金を巡るトラブルでは,しばしば「だまされる人」が登場します.「だまされた」場合,自己責任という見方がなされがちですが,果たして学校教育(特に算数数学)は無関係でよいのでしょうか.

1° はどれくらい?

・・・長さや重さなどいろいろありますが,その中で角(度)は,身近で扱う機会もほとんどなく,量感を持つのは大変です.

1円玉の教室デビュー

1円玉ですが,アルミ製でいかにも安っぽい(最低額面),サイフの中に5枚も入っているとジャマ,キャッシュレス時代を迎え一層存在感が薄くなっていますね.しかし,数学教育ではぞんざいな扱いは出来ません.なかなかの曲者です.(以下,作成中)

量感は金銭から

児童生徒・大人にとって身近に感ずる数といえばなんでしょう?
金額もそのひとつです.

√3は文字?

ある日の夕方頃,駅前の交流センターでおしゃべりしている高校生たちに
『√3』について問いたずねました.
ヒトナミニとは言うのですが・・・.
一部の生徒にとって,√3は数ではなく,文字(figure)のようです.

 

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