台風を斜め横から見る

■ 台風シーズン到来です.ここでは,台風の形(イメージ)を取りあげます.気象衛星ひまわり画像を見る限り,台風は渦を巻く”モクモク”の雲・・・身近な例で言えば,巨大なフワフワパンケーキ,あるいは,円形クッションのようなイメージでしょうか.

09 20200923ひまわり
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台風のイメージ,誤解していませんか

■ 台風の大きさについてdataを確認しましょう.【参考:国立情報学研究所問い合わせ欄(北本朝展教授),エキサイトニュース(’04.9.8)】

①直径:大小様々ですが,日本では約1000kmぐらい.東京を起点にすると,北は北海道稚内,南は福岡を越す距離です.先だって台風10号が沖縄九州地方を通過した際,東北地方の日本海側は,フェーン現象によりとんでもない猛暑となりました.大型台風の影響は雨風だけでないと実感した次第.

②厚さ:対流圏は約10kmですので,台風の厚さも同じく10km程度です.

■ 台風を円と見なすと

直径:厚さ=1000:10=100:1 ですね.

■ 画像の円形クッションのサイズ は

直径:厚さ=40cm:8cm= 5: 1 

ナント,厚さが20倍にもなっています!

 

 

09 20200923台風5

■ 身近にある台風と相似形のモノは? 

CDは,直径:12cm,厚さ:1mm強 → おおよそ,100:1 です.

→ 台風を横から見ると,CDのような薄っぺらな円盤です!

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量感覚アップのための手順 : 具体 → 計算(数学) → 具体

■ 比例計算により台風とCDが相似形であることが確かめられました.薄っぺらなCDを観察しながら「これが台風の形なんだ!」と感じ入ることが重要です.左の耳から右の耳へスルーさせてしまうヒトに量感覚は育ちません.

■ 学ぶ手順を「計算公式→具体例で確認→計算(次の問題)」としてはいけませんね.

算数・数学が,結局,テストで点を取るためだけのツールに成り下がってしまいます.

具体の課題 → そこに数理のメスを入れる → 次のレベルの具体の課題に挑戦

具体の課題を解決したいという,その必要性・必然性からの学びは,次の段階に行っても活きます.→「路上の算数(ストリートマス)」から学ぶことも多々あります.

 

<追記>

■ 次回テーマは,「分数が難しいワケ」です(予定).分数に恨みを持っているヒト,結構いますよ.

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