“あれ”が苦手(あれ:直線のベクトル方程式)
ベクトル方程式から直線や平面をイメージするのはケッコウ辛いことです.ただし「直線 ⇔ 一次式y=ax+b」のナットクもそんなにラクではありませんが.
ベクトルは向きと大きさのみで決まる!
■ ベクトルは{向き,大きさ}のみで決定します.
つまり,位置はどこでもよい ⇒ 平行移動が可能
たとえば,北向きで大きさ2のベクトルは,始点が東京でもパリでもベクトルとしては同値になります.
■ 上の主張の意味 ↓
ベクトル方程式で直線をイメージする
■ 以上のことをまとめて主題の直線に近づきましょう ↓
■ 点A,Q,P,B の並びに注目してください.
点P,Q が直線AB上にあることが予想できますね.
■ どうやら各ベクトルの係数にヒントがありそうです ← 0.6と0.4,0.75と0.25
直線のベクトル方程式に親しもう
■ 直線のベクトル方程式は,通常,AP:PB=m:n として内分点公式や△OAPに着目してベクトルの和から導きますが,ここでは中学校で学んだ相似形の性質をフルに活用してみます.
上図で,点Pは直線AB上にあり
AO∥PB’ ,BO∥PA’,線分AB=1, AP : PB= t : (1-t) とします(一応,0<t<1 としておく).
△AA’P∽△AOB より,OA : OA’=1 : (1-t), OB : OB’=1 : t となることから
OA’=(1-t)OA, OB’=tOB ・・・① が成り立ちます.
<補足>
■ 次回のテーマは「学習の進んだ子ども(5)」(予定)です.
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